おもちゃで遊んでくれない鳥さん向けのおもちゃ・素材をご提案

鳥さんの行動をヒントに

Step 3. 飼い主さんの演技力

柴田祐未子

ここで、飼い主さんのかかわりが大きなカギになる場合もあります。

 飼い主さんの「ダメダメ!」や「こらこら!」は、鳥さん的には大好物なのでは?

ほら、これで遊びなさい、とコロンと渡されたおもちゃ・素材は、飼い主さんからのリアクションがない(少ない)場合は、「つまらないやっ」と思ってしまう傾向にあるようです。

そこで、Step 1で観察をしていただいた時の、「飼い主さんの演技力・リアクション」を活かす時がこの時です。

飼い主さんの演技力・リアクション

①遊んでほしいおもちゃ・素材を、見慣れたものにする:

スマホやリモコンならカジカジしてくれる鳥さんの行動をヒントに、飼い主さんがおもちゃ・素材を手にしている、触っている様子を見せていきます。

②作業している様子も鳥さんに見せる:

飼い主さんが手作業をしているところは、鳥さんも興味津々になる傾向にあるようです。電動工具のようなものを使っている場合は注意が必要ですが、手作業をしている様子はできるだけ鳥さんに見せてあげてください。そして、作業をしている段階で近づいてきたら、すぐに渡すのではなく、敢えてじらします。

豆ちゃん監視中↓
 

エトちゃん&クーちゃん「ん!?何かしてるぞっ!」

クーちゃん「偵察っ!」↓

クーちゃん「何してるのぉ?」

エトちゃん「あっ!粟穂!!」

まずは、近いところから勇気を出して↓

 

こんな風な気の引き方も↓
ボールペンの先にカジカジしそうかなと思うおもちゃをぶら下げて、飼い主さんは何か書いてる振り。

とにかく、手作業している様子を見せる。
そして、近づいて来てもすぐにはあげない。

ケージの中に設置してからも、食べてたり、遊んでたら、視線を送ったり、声掛けを。

 

最初の導入時だけでなく、おもちゃ・素材で遊んでいる、齧っている時はぜひ視線を送ったり、声掛けをしてあげると鳥さんのモチベーションが上がってくれるようです。

 

好き!を持続させるために

大好きなおもちゃ・素材が見つかったら、それで遊んでくれる鳥さんの姿を観るのは、飼い主さんにとっても嬉しくなってしまうと思います。そして、ついつい同じモノをケージに設置してしまいがちになるのではないでしょうか。

鳥さんは、どんなにお気に入りのモノでも、いずれ飽きが来てしまいます。その日が来る時までに、以下の方法をお勧めいたします。

①敢えて、お気に入りのおもちゃ・素材をケージに設置しない日を作る:

⇒こうすることで、次に現れた時の興奮はひとしおのようです。そして、興味・関心を持続できます。(それでも、いずれ飽きがくると思います)

②他のおもちゃ・素材を継続して試す:

⇒今は、興味がないそぶりを見せていたとしても、いつか突然スイッチが入る時があります。興味がなさそうなものほど、飼い主さんのリアクションを多めに見せたり、食べ物の力を借りるようにしてみてはいかがでしょうか。

 

ここでご紹介したアプローチ法は、フォージング(採食行動)を導入する時も、お役立ていただける方法です。

そっちかい!?シリーズ

何か好きなのか、何を楽しいと感じるのかは、鳥さんに訊くのが一番だと考えています。
そっちかい!?という時も多々ありますが、鳥さんの行動からたくさんのヒントがもらえるはずです。

その1:

ワラの素材が好きか試したかったけれど、商品が入っていたビニールの方がお気に入りのご様子↓

ビニールをおもちゃとしてケージに入れるのは難しいので、似たような感触として試したのが、薬包紙でした。

薬包紙の中にシードを入れて少しずつ試し噛み↑

数か月後、たくさん遊べるように↓

オカメインコさん「エッヘン!」

 

その2: 

さぁ、このおもちゃはどう?

ヒモ楽しいっ!

紙楽しい!!

 

その3:

いろいろ試している内に、新たな発見も。

普段は食べたことがないというニンジンをモグモグ。
これには飼い主さんもびっくり!

鳥さんの可能性は無限大ですね!
ぜひ、鳥さんの可能性を引き出していただけたらと思います。

 

それでも、一人ではなかなかお気に入りのモノが見つけられない…とおっしゃる方、きっかけ作りを一緒に考えてみませんか。

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